家の収納に関してプロ任せの皆さん!!
アミーゴ小池です!!
今回は『収納量の確認』に関してです!
収納は本当に大切です…
皆さんの家の収納をシッカリ学んでください!
今回のオサックを読み進める前に必ず下記のオサックを購読してから読み進めてください!
家を造る時に誰しもが考える『収納』ですが、家造りが終わって建物が引き渡されたにも関わらず収納が足らない…何てことになったら嫌ですよね?
更に、プロの方からの提案としては『一般的には、この程度の広さの自宅であれば、この程度の収納量がいいですよ』程度が多いです。
え?プロがいうのだから平気でしょ?
皆と一緒の収納量なら問題ないでしょ!!!
上記のような方が家の引渡し後に「うぉ~収納足りねぇ!!!」や『なんだよ…収納余りまくりじゃん…部屋大きくすればよかった…』って事になります。。。
今回の情報は他の建築系、住宅系の情報発信で行っていないオサック独自の情報と知識、更にはテクニックです!
同じような内容を情報発信で見つけたら弊社のパクりですwww
是非とも同じ内容を発信している人がいたら私Amigo小池に教えてください!
Amigoの仲間になってもらえるように勧誘しに私が伺いますからwww
では早速初めて行きましょう!
■一般的な収納の考え
生活感のないすっきりした空間を作ることは、多くの人々の願いです。
使わないものは収納場所に入れ、使うものは使いやすい場所に置くことで、気持ちの良い生活を送ることができます。
収納のポイントは、収納量よりも使い勝手にあります。
収納スペースが多いと、リビングなどの生活空間から物を見えなくすることができますが、それだけが良いとは限りません。
収納する場所の選び方や、必要なものが使いやすい場所に収納されているかが重要です。
居住する人の数や性別、趣味などによって、必要なものや収納するものには差が出てきます。
無料のYoutubeでもお知らせしていますが、一般的には『収納を多く!』と言う希望が本当に多いですが、収納空間を多く、または大きくすることで大きなデメリットがあります!
それはチョッと考えれば分かるのですがコチラ!
収納が大きいと部屋が小さくなる!
当たり前じゃ~ん!って思うかもしれませんが、収納を大きく作るために家を造るのではないですよね?
しかし、収納を大きくって漠然な要望では収納の為に家を造っているようなモノです。。。
上記の内容から、間取りや部屋の広さが決まっている中で、どれぐらいの収納スペースを確保すれば良いかは悩むところです。
一戸建て住宅の場合、収納率が10%以上あるのが一般的と他の情報発信では言われる事が多いです。
収納率は、住まいにどれぐらいの収納スペースがあるかを示す指標です。
例えば、クローゼットやクローク、押し入れなど、住宅の中にあらかじめ設けられた場所を指します。
100㎡の家であれば10㎡の収納があれば良いって事になりますが…皆さんはどうでしょうか?
理想的には、収納率が12~15%あれば、大体の一般住宅では収納に困ることはないと言われています。
100㎡の家であれば12~15㎡の収納量があればOKって事です。
15㎡って事は3m×5mのウォークインクローゼットがあれば家全体の収納が出来るって事です。。。
足りますでしょうか?
更に、使い勝手が良い収納場所とは、どのような場所にどのようなものがあれば良いのかを考える必要があります。
先に例として紹介したように大きな収納空間を一箇所に造ったとした時に皆さんは使いやすいと思いますか?
それぞれの部屋に収納があった方が便利って考えますよね?
※ファミリークローゼットなどは例外とする。
例えば、リビングでは新聞やテレビ、ちょっとした書き物など、細かなものをよく使うため、それらをすぐに整理整頓できる場所が必要です。
寝室では、寝る前に読む本や、朝の着替えのための服などの収納スペースが必要です。
家事コーナーや台所では、食事の調味料や食材、食器などの収納が必要です。
クローゼットの選び方は、収納するものやその量によって異なります。
リビングに大型の収納スペースやクローゼットがある場合、それらをすべて整理できるような収納家具を選ぶことが大切です。
また、書斎や勉強スペースでは、書類や本の量に応じて収納家具を選ぶ必要があります。
寝室では、ベッドや布団を使用するかどうかによって、必要な収納スペースが変わってきます。
■『収納家電リスト』を作成する!
皆さんは既にAmigo独自の資料の『収納家電リスト』を無料Downloadいただいてますでしょうか?
まだの方は是非とも下記よりAmigo独自資料を3つともDownloadしておいてください!
今後のオサックで全ての資料を必ず使いますので!!!
ココからは上記のURLでダウンロードが完了しているという事で話を進めます!
無料のYoutubeでもお話しておりますが、収納家電リストは『今現状の皆さんの荷物を数字化出来る資料』です!
Excelに皆さんの荷物がどの位あるのか?を入力してもらいます!
ハッキリ言って数字の入力は面倒です…
しかし!!
収納家電リストを入力することで皆さんの新しい家の収納が本当に足りるのか?と言う事を確認することが出来ます!
更に、コンセントは足りるのか?使い勝手は良いのか?などなど様々な項目に使用できる本当に便利な資料です!
この項目では『収納家電リスト』の作成方法をお知らせ致します!
初めに行うのはコチラ!
家族ごとの収納量を記入する!
収納家電リストの一番上の項目では「旦那様」「奥様」「御子様」と記載してある黄色い部分があると思います。
先ずはこれらの「服」の部分に注目してください!
これは各それぞれの【今のクローゼットの収納量を数字化】してください!
例えば、ご主人であればクローゼットのハンガー掛の部分を服が何メートル占領しているのか?
収納ケースは何個が今使われているのか?と言う事を数字のみを記載してください!
ココでポイントなのが『数字のみ』ってところです!
次の項目でお知らせしますが、数字で記載することで自分達の新しい家の図面と一緒に収納家電リストを確認することで収納量の確認をすることが出来るのです!
次に「靴」です!
靴はそれぞれが何個靴を持っているのか?を記載してください!
ドンドン行きますよ!
「ベッド」に関しては選択制になっているので選んでください!
例えば1人で寝るのであればシングルなどを選択してください!
仲良し夫婦でクイーンベッドを一緒に使用するのであれば奥様のベッドの項目は空欄にしておいてください!
※ご主人の項目を空欄でもOKです!
「机」は個人で机が必要な場合は机の個数を記載してください!
書斎に一台必要でリビングにも一台必要だなって思うのであれば2台と記載してください。
家族共有で使うのであれば家族の一人だけに数字を記載すればOKです!
「椅子」に関しても同様で個人で必要な椅子の数を記載してください!
「本」に関しては、ナントナクの量でOKです!
ナントナク30冊?とか、その程度でOKです!
「本幅」は、それぞれが所有している本全てのナントナクの幅です!
例えば30冊程度あるなぁって思ったのであれば感覚的に40cm?って感じでOKです!
そして「ゲーム」は個人で何個持っているか?
「オモチャ」は収納されている箱で何箱あるか?
※箱に収納していない場合は、箱に収納しているとして考えてください。
「PC」はパソコンの事で、個人で何台持っているか?
「携帯」は携帯電話の事で、個人で何台持っているか?
ココまでの記入が終わったら最後の「コンセント」の部分で『個人で最低限何個のコンセントが必要なのか?』という数字を記載してください。
例えばゲーム1個でPC1個なら最低限個人で2個のコンセントが必要ですよね?
個人の最低限のコンセントなんて意味なくない?って思うかもしれませんが、まだチョッとまって下さい!
無駄に今は私Amigo小池を信じてくださいwww
次に『家具』の項目です!
ココではソファーやダイニングテーブルの【数】と【サイズ】を記載してください!
更にコンセントが必要な家具があるのであれば必ずコンセントの数も記載してください!
テレビにコンセントが必要なのは言うまでもないと思いますが、ソファーが電動でリクライニングする商品であればコンセントが必要になりますので、ソファーのコンセントの項目に『1』と記入してください!
『キッチン』は収納のオンパレードです!!
皆さんが必要な商品の【数】と【サイズ】を記載してください!
ココでもコンセントの数は忘れずに!!!
『その他』では一般的ではないけど多くの人が荷物として持っているであろう項目を記載しています!
皆さんが、この項目に記載ある商品以外の荷物があるのであれば『その他』の項目を自分でカスタマイズして【数】と【サイズ】を記載してください!
『玄関』では玄関周辺での荷物が記載されているので【数】と【サイズ】を記載してください!
『洗面』も収納が多く必要な空間です!
【数】と【サイズ】を記載してください!
洗面に関しては細かい荷物を箱などに今まとめて収納していて、新しい家でも同じように使用するのであれば細かい荷物のサイズなどは記載せずに箱のサイズと個数を記載できるように御自身でExcelをカスタマイズしてください!
何度も言いますがコンセントの数をお忘れなく!
『家事』は家事に必要であろう荷物が記載されていますので【数】と【サイズ】を記載してください!
そして最後に『WEB』です!
忘れる事が多いルーターなどの荷物やプリンターなどの付属品などの【数】と【サイズ】を記載してください!
以上で収納家電リストの作成は完了ですが、今現在の家にある荷物を全て数字化してください!
面倒だからって事で数字化しないような事は絶対に止めてくださいね!
一つ一つ今住んでいる家の部屋を見て、何がドノ程度のサイズなのか?数なのか?と言う事を確認してください!
1人で行うと心が折れます。。。
可能であれば家族でシッカリと行う事がオススメ致します!
休みの日のイベントみたいに企画して「今週の日曜日に収納家電リストを家族みんなで完成させて、そのあとに焼肉食べに行くぞ!」みたいな感じで記載する日を決めて行った方が良いです!
何日もかけて記載するとドコまで記載したのか?あそこの部屋は確認したっけ?って事になり更に心が完全に折れます。。。
1人で行った場合は家の大きさにもよりますが、だいたい3~5時間程度かかるため、家族で一緒に個人の収納から担当する部屋を決めて行う事で2時間程度で終わりますので楽しみながら行ってくださいね!
■図面と『収納家電リスト』
収納家電リストが完成して、皆さんがプロに間取りを作ってもらっているのであれば是非とも間取りと収納家電リストを使って今の荷物が実際に新しい家の収納で足りるのか?と言う事を確認してください!
まずは各個人の荷物を収納家電リストで確認し、各個人の部屋の収納(クローゼットや押し入れ)に本当に納まるのか?と言う事を図面を見て確認してください。
例えば下記のように収納家電リストに記載されていたとします。
そして間取りを確認した所、夫婦の主寝室のクローゼットの横幅が2.7mだったとすると服が納まらないのが分かりますでしょうか?
今のハンガー掛けとして旦那様が1.9mで奥様が2.3mも使っている服を大量に持っているので合計で4.2mはハンガー掛けの収納が必要なのです!
ココで重要なのが「長さ」で判断しているという事です!
お客様の中には『今住んでいる家の収納部屋が4畳あるから5畳のウォークインを計画してください!』などと「長さ」ではなく「広さ」で御要望いただく事があります。
考え方的に間違ってはいませんが、5畳とは1.82m×4.55mも5畳ですし2.275m×3.64mも5畳なのです!
何が言いたいかと言うと広さではハンガー掛けを行える「長さ」を把握することは出来ず、最悪の場合は収納が足らない…何てことになります…
詳しくは【収納の種類】のオサックで解説していますが、重要なのは『長さ』って事を理解してください!
加えて収納ケースも本当に個人の収納スペースに収まるのか?と言う事を平面図を見て確認してください!
ココで図面に寸法の記載がない場合は皆さん自身が三角スケールを使って図面を計って確認することをオススメ致します!
自分で確認するなんて面倒…って思うかもしれませんが、絶対に自分で確認した方が良いです!
収納の方法は人によって異なります。
私なら1m程度のハンガー掛けで収納できると思っているにもかかわらず、皆さんだったら1.5mは最低必要!って思うかもしれません。
服を大切にしている人や服以外をハンガー掛けに収納している人など、人によって使い方が違い為、必ず自分で確認し、更には本当に収納が出来るのか?と言う事も図面を確認しながら考えてください!
続いてベッドや机、椅子を各それぞれの部屋に設置する場合は本当に設置ができるのか?と言う事を確認してください!
別のオサックでも耳にタコが出来るほどお伝えしていますが、間取り図の段階で皆さんが設置する予定の家具は記載してもらってください!
プロの中でもぶっちゃけ新人はいます。。。
新人が作成した間取りで多いミスが上記でお伝えしたように『畳数は要望通りだが寸法がNGな間取り』というものが多いです…
上記のような間取りの場合は家具の配置が上手くいかない場合が多いです…
そんな状況になってから図面を修正したり、更には工事中や引き渡し後に発覚したら最悪ですよね?
面倒でも家具の設置場所の検討と間取りに家具の記載をプロにお願いしてください!
そして本、ゲーム、オモチャ、PC、携帯に関しては『どの場所に収納・設置するのか?』と言う事を間取りを見ながら検討してください!
自分達の部屋に収納するのか?
LDKなど家族で一緒にいる空間に収納するのか?
上記の考えによって、それぞれの空間の収納量が変化すると共に、収納量が増えるという事は、それ以外の部屋の広さが小さくなる可能性がありますのでカナリ重要です!
そして最後に各個人の『コンセント』を確認してください!
この部分の『コンセントの数』は自分の部屋に最低限必要なコンセントの数なのです!
皆さんの中には寝室でPCは使わないよ?子供部屋でゲームはさせたくないから必要ないよ!って人もいるかもしれませんが『最低限必要なコンセントの数』です!
一般的にはナカナカ有り得ませんが、コンサル依頼で設計計画中のお客様のコンセントの位置の相談を受けて図面を確認すると寝室などのコンセントの数が足らない図面もあります…
子供が休みで自分も休みだけど仕事を集中して寝室で行わなければならない場合もあるかもしれませんし、子供も将来的にはPCを所有する可能性もあります。
だからこそ、最低限のコンセントの数は個人の部屋には設置し、予備で2~3個のコンセントを個人の部屋には設置することがお勧めです!
詳しくは【実施】住宅設計の要!コンセント・スイッチの最適な位置とその確認テクニックを確認してください!
そして、それ以外の『家具・キッチン・玄関・洗面・寝具・家事・その他』に関しては皆さんが新しい家に設置する商品が記載されているので図面を見ながら問題なく設置できるのか?
更には収納量が本当に足りるのか?と言う事を寸法を確認しながらチェックしてください!
そして勘の良い方は既に気が付いていると思いますが、個人の部分の『靴』に関しての説明を行います。
一般的には靴箱に関してはプロからも『この広さの家なら、この程度の靴箱を採用される人が多いですよ』程度の提案しかされません…
しかし、皆さんは既に収納家電リストを作成しています!
今現状の家族全員の靴が21足だとします。
靴1足のサイズを横幅25cmとして考えてください!
そして上記のように21足あるのであれば21足×25cm=525cm=5.25mの靴の収納幅が必要になるという事です!
え?5mも靴箱の長さが必要なの?子供の靴ならもっと幅が小さいから5mも必要ないでしょ!!!
上記のように頭の回転が速い人から指摘を受けそうですが、よく考えてみてください!
靴箱は数段の収納棚が付いている場合が多いため、例えば3段の靴箱であれば5.25m÷3段としたときに1.75m以上の靴箱があればOKって事になります!
更に子供の靴は確かに今は小さいのですが、将来的には皆さんと同様の大きさになりますので横幅は25cmで考える事をオススメ致します!
勿論!靴のデザインなどによっても幅は異なり、更には長靴やブーツ、サンダルなどによって靴の高さも異なるため上記の計算式で必ず全ての靴が収納できるという訳ではないのである程度の余裕をもって検討することが重要になります。
しかしながらプロからの『一般的に、この程度の広さの家なら~』的なアドバイスよりもより具体的な数字で検討出来るため、失敗する可能性を下げられることは御理解いただけたと思います!
如何でしたでしょうか?
収納の確認に関しては他の情報発信にはない情報とテクニック、確認方法だったと思いおますが、是非とも皆さんで実施して間違いない間取りと間違いない自宅を造ってくださいね!